
テクニカル分析判断 先週は「寄付136.40:135.25~137.09:終値135.81(前週末比▲0.60円の円高)」の推移となり、小幅 […]
・赤字が最重要、青字がある程度重要な経済指標 orイベントとなる。
【2月13日~2月17日週の為替予想レンジ:129.80~134.80円】 ドル円は前週、50日移動平均線が控える132.60円を抜けており、次のターゲットとしてボリンジャー・バンドの2σや一目均衡表の雲の下限が控える133円ちょうどが意識される。仮にここを抜ければ、1月6日につけた年初来高値の134.74円、また100日移動平均線がある134.80円を試すだろう。下値の目途は、20日移動平均線とボリンジャー・バンドのミドルバンドがある130円が意識されるが、米指標結果次第では130円を割り込むリスクにも注意したい。
チャート:ドル円の日足チャート、ボリンジャーバンドは青枠、20日移動平均線とボリンジャー・バンドのミドルラインは黄色線、50日移動平均線は紫線、ピンク線は100日移動平均線、赤い枠の緑のラインが一目均衡表の雲の下限
前週、米10年債利回りは3.751%まで上昇したものの、戻りは131.40円台程度だった。米10年債利回りとドル円の関係を踏まえれば、ドル円の上値の重さが確認されたと言えよう。2022年1月からのドル円と米10年債利回りの間で回帰分析を行ったところ、米10年債利回りが3.75%の場合、ドル円は140円への上昇が見込まれる。しかし、前週末に米10年債利回りが同水準をつけたにも関わらず、ドル円は131.40円台の戻りにとどまっており、米10年債利回りの上昇への耐性を確認できた(注:本来は日米金利差で考えるべきところだが、日本の10年物金利はイールド・カーブ・コントロールにより0.5%に上限が設定されているため、単純に米10年債利回りとの関係で分析を行った)。
チャート:米10年債利回りが3.75%へ上昇するなら、ドル円は理論的に140円付近が見込まれる
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