【12/26】今週の予定と為替見通し
【12/26】今週の予定と為替見通し
安田 佐和子
この記事の著者
安田 佐和子
ジーフィット為替アンバサダー/ストリート・インサイツ代表取締役

世界各国の中銀政策およびマクロ経済担当の為替ライターの経験を経て、2005年からニューヨークに拠点を移し、金融・経済の最前線、ウォール街で取材活動に従事する傍ら、自身のブログ「My Big Apple NY」で商業活動、都市開発、カルチャーなど現地ならではの情報も配信。2015年に帰国、三井物産戦略研究所にて北米経済担当の研究員、双日総合研究所で米国政治経済や経済安全保障などの研究員を経て、現職。NHK「日曜討論」、テレビ東京「モーニング・サテライトなどのTV番組に出演し、日経CNBCやラジオNIKKEIではコメンテーターを務める。その他、メディアでコラムも執筆中。

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為替見通し:年末年始、ドル円に急変動リスクありー昨年に反し円高展開か

【12月26~1月6日週の為替予想レンジ:128.00~137.50円】

日銀が長期金利の許容変動幅拡大というサプライズをもたらしたものの、ドル円は上昇局面でダブルボトムをつけた8月2日の安値130.39円をブレークしなかった。目先はここが安値のターゲットとなるが、年末年始、特に日本の投資家が市場に参加しない正月三が日は、急変動のリスクに注意したい。下方向を目指すなら、5月にもみ合った水準であり、年初来の上げ幅の3分の2戻しにあたる128円付近が意識される。一方で、上値は日銀による長期金利許容変動幅拡大前の水準である137円半ばを見込む。

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