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  • Weekly Report (1/9):『USD/円下落トレンド』を確認。次第に下値トライが主流の展開へ
    吉岡 豪麿
    この記事の著者
    トレーダム 取締役CAO

    国内大手金融機関の外国為替取引部門で外国為替、外国証券等のディーラーとして20年、海外金融機関でアセットマネージャーとして15年以上の経験を有する為替のエキスパート。貿易企業の経営者を経て、企業年金基金の資産運用を担当。2021年1月よりCAOとして投資助言部門を担当。

    マーケット分析
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    テクニカル分析判断

    2022年12月26日付けの週間レポートから先週末までの2週間の推移は以下の通り。

    2022年12月最終週:「寄付132.84:130.77~134.49:引値131.10(1.74円高)」

    2023年1月第1週: 「寄付130.98:129.51~134.76:引値132.09(1.12円安)」

    2週まとめれば0.75円のUSD安/円高と著変は無いが、新年早々の1月3日には昨年6月2日以来7か月ぶりとなる129円台半ばの水準を記録し、この間のレンジも5.25円(全て先週)と当初の我々の想定をやや上回る変動率の高まりを観測した。

    ただ、この年末年始の展開を受けても、様々な時間軸に対する我々の予測分析に著変はない。

    2023年最初となるこのWeekly Reportでは『長期・中期・短期、各時間軸の方向性』につきテクニカルな視座を中心に今一度改めてご案内致したい。(各時間軸チャートも併せてご参照)

    <以下の用語補足:「MA」=移動平均線、「RSI」=(上下への過熱を示す)相対力指数>

    USDJPY M 20230106
    月足チャート:「20MA±18.0%のバンド」、「60MA±30.0%のバンド」、 (下段に)RSIを付記

    長期(半年超~年単位)のトレンド判断長期的な(USD/円)下落トレンドが着実に進展中

    月足:●昨年10月のピーク時は20MA+18%と60MA+30%を同時に上回る未曽有の過熱状態だった

       ●2000年以降最大の約11円という歴史的な超長大陰線を記録しピークアウトが確定

       ●一時85超まで過熱していたRSIは漸く58.5の中立領域へ低下も、依然下落余地あり

    >>>今後も、上昇中の20ヶ月MA(&60ヶ月MA)に向け次第に下落して行く展開を想定

    >>> 今後1年間の想定レンジ = 114.00~141.00 =

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