テクニカル分析判断 サマリー: ●週後半の速度調整的な反発圧力の高まり目立つも強力な上値抵抗に再度直面(日足) ●再度短期的反発局面に遭遇も […]
テクニカル分析判断
先週の週間推移は「寄付129.45:129.02~131.11:引値129.87(前週末比+0.3円の円安)」。週初には「時間調整的反発はほぼ終了・下落トレンドは徐々に本格化・高変動率も継続」を見込んでいたが、「2023年入り後の3週間高水準(5.25円・5.40円・4.36円)を継続」していた変動率が「2.09円と前週の半分以下に急縮小」するなど想定とは異なる展開となった。また、4週間ぶり(=今年初)に前週比で下値を大きく切り上げており「一旦底打ち」の兆候として受け止め可能な事象ともいえる。しかし一方では、「4週連続で上値を切り下げ」・「上ヒゲ幅(1.24円):下ヒゲ幅(0.43円)=3:1」など「根強い下方圧力の継続」も観測され、現状の「USD/円相場は下落トレンドにある」こともまたほぼ確実と言える。
したがって、様々な時間軸に対する我々の予測(≒大局観)にも大きな変化は無い。以下では、いつも通り『長期・中期・短期の方向性』について各時間軸チャートを使用してテクニカルな視点を中心にご案内(前回と変化のないポイントやコメントは割愛)する。
(今号の分析は2023/01/27のNY市場終値をベースに実施しています)
<以下の用語補足:「MA」=移動平均線、「RSI」=(上下への過熱を示す)相対力指数>
1)月足チャート:「20MA±18.0%のバンド」、「60MA±30.0%のバンド」、 (下段に)RSIを付記
長期(半年超~年単位)のトレンド判断:長期的な(USD/円)下落トレンドが着実に進展中
月足:●昨年10月のピーク時は20MA+18%と60MA+30%を同時に上回る未曽有の過熱状態
●一時85超まで過熱したRSIは中立領域へ低下(1/27: 56.1)も、依然下落余地あり
>>>今後も、上昇中の20ヶ月MA&60ヶ月MA)に向け次第に下落して行く展開を想定
>>> 今後1年間の想定レンジ = 111.00~139.80 ⇒ 111.00~139.20 =
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